当院はマイオブレイス(MRC)認定クリニックです
様々な審査をクリアしなければMRC認定クリニックにはなれないため全国でも数が少なく、このシステムに沿った治療が行われている所が少ないのが現状です。
そんな中、当院は、
マイオブレイス(MRC)認定クリニックとして認定されていますので、どうぞ安心して、少しでも気になる方はお気軽に何なりとお尋ねください。
MRC機能矯正(こどもの筋機能訓練)
~ 結果ではなく原因に働きかける治療 〜
MRC矯正システムとは、マイオブレース(マウスピース)などを使用して筋機能や呼吸を改善するトレーニング(アクティビティー)をすることで正しい発音を促す、最新の矯正治療法です。
MRC矯正システムで使用する装置とアクティビティ
マイオブレース MRCアクティビティー(トレーニング)
① マイオブレース(日中1時間+就寝時使用)
② 拡大装置
③ MRCアクティビティ
口呼吸改善や、舌・くちびるの正しい筋肉の動きを目的とした、MRCシステムのトレーニングプログラムを行うことです。
トレーナーのみを渡して家ではめてもらうやり方をしている歯科医院もありますが、実際はトレーナーを入れているだけでは不十分で、後で歯並びが悪くなる「後戻り」を起こす割合が増えてしまいます。
マイオブレースの使用時、MRCアクティビティー(筋機能トレーニング)は欠かせません!
Q:アクティビティーはどれくらいの時間、期間がかかるの?
A:
ご自宅では1日5分程、クリニックでは毎月1回(約2年間)、通っていただきながら、お子さまに必要なアクティビティをMRCスタッフと一緒にワクワク楽しく進めていきます! 毎月1回通う習い事や塾のような感じです。
ご家庭でのアクティビティでは、親御様のご協力をお願い致します。
矯正治療についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。
- 「金属の固定式の装置(ブラケット)を使ってワイヤーの張力で歯を動かすもの」
- 「場合によっては抜歯をすることになるかも」
- 「お金も時間もかかる・・・」
- 「大人になってからよりも子供のうちの方が多少は負担が少ないのかな」
実は、子ども達の5人に4人が歯列不正と成長不足の顎をもっています。
そして多くの親御様は、お子様が6~8歳くらいになる頃その問題に気付きます。
しかし矯正専門の歯科医師の多くは、全ての永久歯が萌出するのを待ち、その後抜歯してからブラケットを付ける治療を勧めたり、また親御様自身が上記のようなイメージから治療のスタートが遅れてしまい、本来なら固定式矯正装置なしでも改善できる簡単な症状も難しい症状になってしまうことがあるのです。
当院では、子ども達の乱れた歯並びの「原因」を探し、その「原因に」アプローチした治療を提案しています。
なぜ多くの子どもが歯並びに問題を持つのでしょうか?
歯列不正には、遺伝的要因は少ないと言われています。
最近の研究によると、口呼吸、舌の突き出し、間違った飲み込み癖、指しゃぶり、爪かみなどの
筋機能癖が顎の成長不足の原因であると示されています。
またアレルギー、ぜん息、お口ポカンも同様に、正常な顎の発育を妨げています。
口呼吸で顔貌の変化が起こる例

左の写真の男の子がペットを飼ったことでアレルギーが生じ、口呼吸となってしまい、成長したお顔が右の写真になります。
唇にしまりがなく、前歯の前突があり、キリリとした感じのない
典型的な口呼吸患者の顔になっています。
MRCシステムの目的
私たちが目指すMRCシステム矯正のゴール
筋機能矯正がもたらす効果
歯並びやかみ合わせが改善する以外にも、
- かむこと、のみこむことが改善し、滑舌、発音などの改善
- 口呼吸 → 鼻呼吸へ → 免疫力が改善し呼吸器系の疾患である喘息、アトピーなども軽くなり、風邪など引きづらい体質へ
- 舌のポジションの改善 → いびき、睡眠時無呼吸症候群の予防
- お口ポカン改善 → 口内炎、歯周病、口臭、ドライマウスの改善
- 鼻呼吸になると姿勢、特に猫背(ストレートネック)は改善し、また自律神経のバランスも変わってきます。癒しの神経ともいわれている副交感神経優位となり、リラックスして落ち着きを取り戻せます。ストレスから解放され、落ち着いて熟考して行動できるようにもなるでしょう。
呼吸や嚥下の問題は、歯の表面につけたブラケット等の装置による治療だけでは改善されません。
MRC(筋機能矯正)はこれらの問題を改善し、きれいな歯並びに導きます。その後もリテーナーを必要としないことを目指します。
MRC矯正治療をお考えの方へ
MRC矯正システムは、お子様本人だけでなく、おうちの方の協力が必要不可欠です。
お子様に歯並びを治したい気持ちがあるか、おうちの方がサポートできる環境があるかを確認した上で、治療を始められるようにお願い申し上げます。
※MRC矯正が難しい場合は、ブラケット装置などの治療をオススメします。
MRC紹介動画